日産自動車(中央区銀座、社長:カルロス ゴーン)は21日、みなとみらい21地区66街区に移転を予定している、新本社屋の設計及び施工を担当するパートナーを発表した。設計は、建築家の谷口吉生(タニグチヨシオ)氏と、竹中工務店(大阪市中央区、社長:竹中統一)に、施工会社は、清水建設(港区芝浦、社長:野村哲也)に決定。今年5月より国内外の建築家、設計会社、施工会社を対象に、新社屋の設計、施工パートナーの募集を行い、数回の選考会を経て決定した。選定においては、機能・デザイン・コストが高次元でバランスしていること、フレキシビリティ性の高い設計となっていること、同社との柔軟なコラボレーションが可能なことなどを審査ポイントとした。本社屋建設にあたり、神奈川県から『「神奈川県産業集積方策(インベスト神奈川)」の「施設整備等助成制度」』により、横浜市から『「企業立地等促進特定地域における支援措置(横浜市企業立地等促進特定地域における支援措置に関する条例)」』により、助成を受けることが認定されている。新社屋は、敷地面積10,000平米、延べ床面積約78,500平米で、2010年までに世界本社及び日本事業関連の主要機能を移し、少なくとも2,000人が就労する予定。
日産自動車