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秋田の伝統工芸体験 八橋人形で来年の干支の絵付けと、輪島塗り体験も

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 秋田県の工芸作家による伝統工芸のワークショップが12月1日、横浜平和プラザホテル(横浜市中区太田町5)で開催されている。

秋田塗のスプーン(赤・黒2本)の制作体験

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 内容は、秋田塗のスプーン(赤・黒2本)の制作体験と八橋人形で2025年の干支の蛇(巳)の絵付け体験。

 秋田塗は100年ほど前に秋田で生まれた器。ワークショップでは、塗を塗り重ねているスプーンをペーパーで研ぎ、模様を出して仕上げる。講師は陶芸家の斎藤国男さん。斉藤さんは漆器製造に関する秋田県の第一人者で、2008(平成20)年に「現代の名工」に選ばれた。

 八橋人形は、江戸時代から受け継がれてきた秋田市の伝統的郷土人形。以前は、男子が生まれると天神人形、女子が生まれると人形が飾られたという。講師は八橋人形伝承の会会長の梅津秀さん。

 藤沢市から訪れ、八橋人形の絵付けを体験した6歳の男の子は「おもしろい」と話しながら絵付けに集中。横浜市中区在住で、輪島塗りスプーン2本の制作体験をした女性は「1本は自分用と、もう1人は一緒に使う人を募集中」と笑顔を見せた。

 開始時間は両ワークショップとも11時と14時で、所要時間は約1時間。定員は各回10人。14時の回は当日参加も可。参加費は輪島塗=4,000円、八橋人形=3,000円。

 次回は2025年2月1日に開催。秋田塗は花瓶をなどを置く台、八橋人形は招き猫のワークショップを予定。

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