函館の画家・大西翔さんの個展がみなとみらい駅の「サブウェイギャラリーM」で開催されている。
大西さんは1983(昭和58年)愛知県生まれ。2007(平成19年)に初個展。2013(平成25)年から函館空港内に「プチギャラリーこぐま座」を構え、2024年には日仏友好芸術家大賞や第7回日美展で優秀賞・北海道新聞社賞を受賞している。
「サブウェイギャラリーM」は、みなとみらい駅改札を出て徒歩1分の駅構内にあるギャラリー。
絵画展では大西さんが住み暮らす函館の風景、動物の絵などのほか、みなとみらいや横浜の風景も展示。作品は販売もしており、購入した作品を持ち帰ることができるため「初日と最終日では作品が変わっている珍しい個展なんです」と大西さんは笑う。個展会場内で新たな作品の制作にも取り組んでいる。
氷川丸や、マリンタワーなどの絵もあり、海外の風景も含めすべての絵は現地に訪れた上で描かれたもの。
大西さんは「サブウェイギャラリーMは函館空港の横浜のお客さんに教えてもらった。横浜でやる時はこのギャラリーと決めている」と話し「函館と横浜は同じ港町だが、函館は素朴で、横浜は洗練された近未来的な都会と港町が融合した美しい雰囲気を感じる」という。
開催時間は、10時30分~18時(最終日は13時まで)。入場無料。12月15日まで。