ウェスティンホテル横浜(横浜市西区みなとみらい4)の「コード・バー」が2025年1月1日から、箱根駅伝をテーマにした特別なウイスキーカクテル「ブラウンフォーマン・ロード to 箱根」を期間限定で提供する。
スピリッツ・ワイン会社「ブラウンフォーマン」社のウイスキーやラムをベースに、箱根駅伝の各区間を象徴する土地の歴史や文化にインスパイアされたオリジナルカクテルを創作した。
「Hot Kanagawa Toddy (ホットかながわトディ)」は2区(鶴見~戸塚)を表すカクテルで、日本初のカクテルとして知られるウイスキートディを、鶴見・戸塚間の歴史を元にアレンジ。江戸時代に東海道五十三次の4番目の宿場町として栄え、ヨモギの生産地として知られた歴史を反映させ、ウイスキーにヨモギオイルを漬け込み、スパイシーなこしょうのアクセントを加えたホットカクテルに。トップには地域の貝殻道をイメージした白いクリームを浮かべる。
「Take a break(テイクアブレイク)」は3区(戸塚~平塚)を表現。江戸時代に「一里塚」で旅人たちが茶や餅を味わいながら英気を養い、難所を乗り越えていった風景を思い、抹茶を使用したカクテルを用意。ベースには、ジンの起源ともされるジュネバを採用し、ジャックダニエル・テネシーハニーの蜂蜜フレーバーと抹茶を合わせた。カクテルのトップにはようかんを添え、「旅の疲れを癒やす」という。
「Top of the heap(トップオブザヒープ)」は4区(平塚~小田原)のカクテル。平塚から小田原に至るコースは、風光明媚(めいび)な景色が広がる一方、東海道五十三次の難所として名高い酒匂川(さかわがわ)が旅人を待ち受けていた。酒匂川の情景と歴史を映し出すように、ジャックダニエル・シングルバレルをベースに使い、梅と桜のフレーバーを加えることで、春の川沿いの花々が織りなす香りを表現したという。
「Hakone Cheesecake(はこねチーズケーキ)」は5区(小田原~箱根)をイメージ。小田原や箱根は、文化と観光の地として長年にわたり発展。現在も多くの人々を魅了する箱根で人気のチーズケーキをモチーフにしたカクテルを創作した。
広報担当者は「『箱根駅伝』の魅力をウイスキーカクテルの形で表現。歴史や文化、選手たちの熱いドラマを感じる特別な一杯」とコメントする。
料金は1一杯2,500円。2月28日まで。