横浜銀行アイスアリーナ(横浜市神奈川区広台太田町1)で12月22日、「JA全農チビリンピック2024 第6回全農杯 全日本小学生カーリング選手権大会」が開催された。
札幌市を拠点にカーリング活動を行うジュニアチーム「札幌CA」が初優勝を果たした。同大会は全国各地から8チーム、37人の小学生選手が出場。決勝戦では札幌CAがチーム青森キッズ(青森)と対戦し、3-2で勝利した。
開会式では、全農の代表理事専務・安田忠孝さんが「体力作りのためには日々の食事が重要」と選手を激励。前回大会優勝の軽井沢ジュニア(長野)が選手宣誓を行った。会場にはフォルティウスやSC軽井沢クラブなどのカーリングチーム出身のゲストコーチも参加し、デモンストレーションでは洗練された投球を披露。観戦した選手や保護者から拍手が上がった。
試合は各チームがゲストコーチのアドバイスを受けつつ技術を磨きながら進行。札幌CAは初出場ながら緻密な戦略と高い技術を発揮して優勝を収めた。準優勝はチーム青森キッズ、3位はチーム岡山・愛媛だった。
表彰式では東北6県のお米や神奈川県産「やまゆりポーク」が副賞として贈呈され、選手にはもちや農協ごはんなどの参加賞も配布された。大会前日には管理栄養士によるスポーツ栄養教室が開催され、選手たちは食事の重要性について学んだ。
会場では「もぐもぐブース」が設けられ、全農ブランド商品や季節の果物「日の丸みかん」などを提供。選手たちは試合前後の栄養補給を行いながら、夢や目標を記入したカードをクリスマスツリーに飾り、将来への意気込みを示した。
横浜では、日本一のカーリングチームを決定する国内最高峰の大会 「日本カーリング選手権大会横浜2025」が、2025年2月に横浜BUNTAI(横浜市中区不老町2)で開催される。