2027年に横浜で開催される「GREEN×EXPO 2027(2027年国際園芸博覧会)」を記念し、エリザ・R・シドモアゆかりの桜の苗木が1月31日、横浜市戸塚区舞岡熊之堂交差点付近で植樹された。
「シドモア桜の会 横浜」から寄贈されたもので、数年後には成長し花を咲かせる予定。
GREEN×EXPO 2027は、瀬谷区瀬谷町を中心とする旧上瀬谷通信施設を会場として、2027年3月19日~9月26日の期間開催される。
エリザ・R・シドモアは19世紀後半に来日し、日本各地を旅したアメリカ人紀行作家。桜並木に魅了され、ワシントンD.C.への桜の植樹を提案した。1912年、日本から贈られた約3000本の桜がポトマック河畔に植えられ、現在も春には多くの花見客を魅了している。1991年には、そのワシントンの桜の一部が横浜に里帰りし、「シドモア桜」として接ぎ木され育てられている。
植樹には舞岡地区連合会の桜井事務局長、白井一彦戸塚土木事務所長、近藤武戸塚区長、「シドモア桜の会 横浜」の梅本千晶代表理事、音楽でニッポンを元気にする会の五十嵐公太さん、横浜市会の鈴木太郎議長らが参加した。