リクルート（東京都千代田区）は3月6日、首都圏（東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県・茨城県）に居住している人を対象に実施したWEBアンケート形式による「SUUMO住みたい街ランキング2025 首都圏版」の結果を発表。横浜が8年連続で1位を獲得した。

住みたい街（駅）ランキング　1位～20位

　「横浜」は総合ランキングで1607点を獲得。2位は大宮の1068点、3位は吉祥寺で868点。回答者の属性別では「シングル男性世帯」「シングル女性世帯」「夫婦」「夫婦+子ども」のいずれも「横浜」が首位となった。

　横浜が選ばれた理由として、「魅力的な働く場や企業がある」ことが挙げられた。みなとみらい地区には体験型の企業ミュージアムが多く、ビジネス環境と文化的な魅力が共存している点が評価された。また、横浜駅西口の再開発や横浜美術館のリニューアル、新たな複合施設の開業が進むなど、都市インフラの発展も影響している。

　加えて、「日本新三大夜景都市」に選ばれた夜景の美しさや、公園の豊富さなど、幅広い世代に適した住環境が整っていることも人気の要因。横浜アリーナや「ぴあアリーナMM」「Kアリーナ横浜」「横浜BUNTAI」といったライブ会場が充実し、音楽イベントが年間を通じて開催されることなどが、街の魅力を高めているとされた。

　調査は東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、茨城県に住む20～49歳の男女1万人を対象に、インターネットアンケートで行われた。住みたい街順に1位・2位・3位を回答してもらい、それぞれ3点・2点・1点の配点で集計したもの。