
イケア・ジャパン(千葉県船橋市)は3月14日、横浜ベイクォーター(横浜市神奈川区金港町)に「IKEA横浜ベイクォーター」をオープンする。
「サーキュラーマーケット」では展示品、販売終了商品などを提供
商業施設内の出店は「IKEA京都」に続き国内2店舗目。店舗面積は約950平方メートルで、イケアの約9,500商品から選んだ約1,000点を展示し、そのうち約600点を販売する。当日持ち帰りが可能な商品に加え、オンラインストアで注文した小型家具や生活雑貨を、店頭で無料受け取りできるサービスも提供する。
店内はリビング、ダイニング、ベッドルーム、キッチン、スウェーデンフードマーケット、キッズ・ベビー用品などのエリアに分かれ、横浜周辺の暮らしに合わせた提案を行う。小さなバルコニー向けの折りたたみ式アウトドア家具や、ペットと快適に暮らすためのアイデアなどを紹介。近隣のオフィス需要を見込み、デスクやワークスペースの展示も行う。サステナブルな暮らしを提案するルームセットや、成長やライフスタイルに合わせて長く使える家具の活用方法を紹介するコーナーも設置。
開業時には「睡眠」と「新生活」をテーマにした特集エリアを展開する。イケアが提供する寝具診断ツールの案内もあり、来店者は自分に合った枕やマットレスを見つけることができる。
サステナビリティの取り組みとして「サーキュラーマーケット」を導入。展示品や販売終了商品、パッケージ破損品などをアウトレット価格で販売する。
イケア・ジャパンのペトラ・ファーレ社長は「横浜は重要なマーケットであり、新たなタッチポイントが生まれることを嬉しく思う。地域に根ざし、愛される存在を目指す」とコメントしている。
営業時間は11時~20時。
同社は4月1日に、横浜エリアでの地域に根差した店舗運営を目指す一環で、「IKEA港北」(都筑区折本町)の店舗名を「IKEA横浜」に変更する。