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「横浜ファッションウィーク」が開幕 シルクを切り口に多彩なプログラム

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 象の鼻テラス(横浜市中区海岸通1)で4月19日、「2025 横浜ファッションウィーク」が始まった。横繊維産業発展のための団体「横浜繊維振興会」の主催。

オリジナルスカーフを作成できる染色体験

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 イベントは2期に分かれ、第1弾は4月19日と20日に象の鼻テラスで、第2弾は26日から5月6日までシルクセンターで展開する。

 象の鼻テラスでは、スカーフをテーマにした多彩なプログラムを展開。初日の19日には、横浜の地場産業である「横浜スカーフ」の魅力をPRする横浜スカーフ親善大使の任命式やスカーフアレンジメントショー、地元のファッション専門学校生によるスカーフドレスファッションショー、スカーフの歴史や活用法を紹介するトークショーなどが行われた。

 20日は、スカーフコンサートや中区のマスコットキャラクター「スウィンギー」との撮影会、男性向けのスカーフアレンジメント紹介などが行われる。

 シルクセンターで開催される第2弾では、地下1階の催事場や会議室を使用し、参加型の体験イベントを多数用意。

 「スカーフ結び方教室」や「パーソナルカラー診断」、「スカーフアレンジプライベートレッスン」、染色体験やスカーフシュシュ作り、手描きプチスカーフ作成など、親子や初心者でも楽しめるハンドクラフト企画も展開する。27日・29日には染色体験とハンドプリント実演も行う。

 5月4日から6日には、着物をテーマとした「きもの塾」も開催。会議室を活用し、リユースきもの市や記念撮影会を実施するほか、装いの節目をテーマにした着物体験を提供する。

 横浜繊維振興会の担当者は「横浜ファッションウィークは、戦後から繊維業が盛んだった横浜の地場産業を背景に、地元の職人技やデザインを再発見する場として2011年から開催されてきた。横浜スカーフは特に象徴的な存在であり、輸出用として高品質を誇った歴史をもつ。イベントを通じ、横浜の繊維産業の魅力を伝え、地域活性化や観光促進につなげたい」とコメントしている。

 開催時間は象の鼻テラスは11時~18時、シルクセンターは11時~17時。

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