
横浜赤レンガ倉庫(横浜市中区新港1)で現在「フラワーガーデン 2025」が開催され、色とりどりの花畑が広がっている。
赤基調の花で装飾した西洋アンティーク調の椅子「フラワーチェア」
同イベントは、横浜赤レンガ倉庫がリニューアルオープン5周年を迎えた2007年4月が初回。毎年テーマを変えて実施し、19回目の開催となる今年のテーマは「Flower Museum」。約1200平方メートルの「イベント広場」を、「Museumエリア」と「Mellowエリア」の2つの花畑に分け、約2万株、約50種類の花が咲き誇る。
「Museumエリア」は、赤・青・黄・緑・ピンク・紫・オレンジなど9色の花が色ごとに咲き、各テーマカラーに合わせて花で形作られたフラワーポニーやフラワードレスなどの「アート作品」を展示する。アート作品付近には、テーブルやフォトフレームなどを用意し、アクリルスタンドやぬいぐるみなどの推しグッズを置いて、推しと「推し色空間」で一緒に写真が撮ることがてきるフォトスポットを10カ所以上設けている。
会場中央にはヨーロッパの庭園をイメージした花の「噴水」があり、西洋の美術館に訪れたかのような空間を演出する。BGMには中世ヨーロッパをイメージしたルネサンス風の音楽や、ホルンやティンパニーなど心が弾む音源を流し、西洋の雰囲気を演出する。
噴水の先にある「Mellowエリア」は、パステルカラーの淡く優しい色調の花畑で、リラックスできる空間を演出し、ミニチェアなどを用意したフォトスポットも設置。芝生のプレイエリアには、木製の滑り台や、丸太を使用したステップ台など、子ども向けの遊具も用意する。
横浜赤レンガ倉庫1・2号館内のショップやカフェ・レストランでも、旬の食材を使ったメニューやグッズなどを展開。週末にはキッチンカーが出店、4月19日・20日には、ドッググッズやドッグウエアを扱う専門店が出店する「ドッグマルシェ」を開催する。
夕暮れ以降(17時30分~21時)は、会場内をライトアップ。花のアート作品にも光をともし、「花の美術館」のような幻想的な雰囲気が広がる。最終日の4月20日は13時から一部エリアのイベントを終了し、会場で使用した花を無料配布する(無くなり次第終了)。
担当者は「色とりどりの花畑や写真映えする『推し活』フォトスポット、幻想的な雰囲気の夜のライトアップなど、さまざまな角度から楽しんで」と来場を呼び掛ける。
開催期間は4月20日まで。入場無料。