横浜限定仕様の自動車の開発に取り組む企業グループ「hamawaza(ハマワザ)」(代表:横浜市立大学齊藤毅憲教授)は今月、日産「キューブ」の中古車をリニューアルした横浜限定車「muetto(ムエット)」を発表する。販売予定台数は200台で、中古車のリニューアル費用は119万8千円。中古車価格が80万円の場合、販売価格は199万8千円となる。発売開始は今年4月の予定。muetto(ムエット)は、フランス語でかもめを意味する「mouette」を語源とする造語。「hamawaza」は、株式会社TRUNK、高田工業株式会社、有限会社VM、横濱まちづくり倶楽部、日本発条株式会社、神奈川日産自動車株式会社からなる研究会で、横浜の企業の「アイディアと技術力」で中古車を「リデザイン・リユース」して改良することにより、新しい価値を生み出す「ycarプロジェクト」を2004年8月から推進してきた。同プロジェクトは、横浜市の横浜経済活性化に向けた中期ビジョンにおける「メイド・イン・ヨコハマプロジェクト」の事業化の第一弾として位置づけられている。問い合わせはhamawazaプロジェクト(TEL 045-624-3134 高田工業内)まで。
hamawaza