BankART1929は2月24日から3月14日まで、展覧会「食と現代美術 part2―美食同源」を開催する。同展は、昨年2月から3月に開催された「食と現代美術 part1」の続編として企画されたもので、美術の視線を通して、食文化を中心とした生活の中に潜むプライベート性、地域性、共有性、暴力性、批評性、時代性、空間性を解き明かしていくと同時に、横浜のもっている食文化の歴史、豊かさにも焦点をあて、芸術文化と食との古くて新しいネットワークを探ることが趣旨。part2での新しい試みのひとつ「BankART Market」は、美術作家や建築家、一般公募によるインスタレーション・屋台群と、アート系のケータリングチームやフードショップ等からなる市場で、食のもつ多様性と豊かさを意図する。また、作家が周辺地域の店舗とコラボレーションする「横濱芸術のれん街」は、横浜のもつ食文化・都市空間の豊かさを感じるための試みで、鑑賞者は、作品群を巡るために地域を回遊することとなる。出品作家は折元立身、謝琳、須田悦弘、生意気、眞島竜男、おおば英ゆき、鬼頭健吾、田中偉一郎、トラフ、雨宮庸介、梅若猶彦、大橋渉、池田雪絵+斉藤理、丸山純子、高橋永二郎、アトリエ・ワン、ワークステーション、井上明彦ほか。会場は、BankART Studio NYK、BankART1929 Yokohama及びBankART周辺地区の店舗。入場料は前売り500円、当日700円。なお、2月24日19時30分より、オープニングパーティーを実施する。詳細はホームページにて。
BankART1929