横浜市環境創造局は6月26日、横浜らしい地域通貨やポイント制度のあり方「横浜型環境ポイント」について考える「環境と経済を豊かにするシンポジウム ~横浜型環境ポイントの取組~」を横浜情報文化センター6階 情文ホールで開催する。
環境ポイントとは、環境に良い行動をした人に地元の店舗で商品購入時に使えるポイントを発行する仕組みで、環境活動の活発化と地域経済の活性化の好循環を生み出す手法として注目されている。同シンポジウムでは、商店街、NPO、大学関係者、消費者の代表者らが意見交換しながら、「横浜型環境ポイント」のあり方について考える。
当日は中田宏横浜市長の主催者挨拶のあと、アースデイマネー・アソシエーション代表理事の嵯峨生馬氏が講演「循環型社会における地域通貨の役割 ~“アップサイジング”のための方法論~」を行う。次に事例紹介として、横浜弘明寺商店街協同組合副理事長の魚住宏一氏が弘明寺商店街での「環境ポイント」の試行について語る。その後は有識者によるパネルディスカッション「地域の環境活動と地域経済の活性化を目指して ~『横浜型環境ポイント』に求められる役割~」を行う。参加者はコーディネーターとして柏木 孝之氏(西武文理大学サービス経営学部教授)、パネラーは牛島利明氏(慶應義塾大学商学部助教授)、田中省一氏(烏山駅前通り商店街振興組合副理事長)、西沢利幸氏(協同組合伊勢崎町商店街理事、エコ商店街委員長)、安井裕子氏(横浜市消費者団体連絡会幹事)。開催時間は13時30分~16時15分まで。入場無料、定員200名。希望者はハガキがE-mail、電話045-671-2891で申込。