日本で「中国映画祭」を、中国で「日本映画祭」を開催している日中映画祭実行委員会(代表:横濱豊行氏)は、「中国映画祭」の来年度以降の開催地を東京から横浜に移転することを発表、記念イベントとして7月16日に「中国映画祭 横浜プレミアム」を横浜赤レンガ倉庫で開催する。
「日中映画祭」は、2002年の日中国交正常化30周年を契機にスタートした、日中両国で互いの国の最新話題作、名作、アニメなどの映画を上映する文化交流事業。第1回は2002年に東京で「中国映画祭」を開催、第2回は2004年に中国・北京で「日本映画祭」を開催した。第3回の今年は日中両国での同時期開催となり、「日本映画祭」は中国・杭州で5月26日~6月1日まで開催、「中国映画祭」は東京で6月16日~18日まで開催した。
横浜市は現在、「映像文化都市・横浜」を都市ビジョンに掲げ、映像・コンテンツ系の企業・教育機関・イベントなどの誘致・集積に取り組んでいる。また横浜は世界最大の中華街を有する中国ゆかりの地であり、世界各国との交流、特にアジア諸国との恒久的な友好関係の構築を目指している国際都市であることから、来年度以降の「中国映画祭」の開催地に決まった。
横浜移転の記念イベントとして、7月16日に「中国映画祭 横浜プレミアム」を横浜赤レンガ倉庫で開催する。会場は1号館3階の映像ホールと2階のフリースペースで、中国映画作品の上映などを行う。ゲストは女優の田中麗奈さん、中国映画俳優の胡兵(フービン)さん、ピチレモンモデルの右手愛美さん、司会はフリーアナウンサー・レポーターの東海林のり子さん。開催時間は11時~17時30分の予定。前売券は1,000円(2階・3階入場可、自由席、1チケットにつき1作品鑑賞のみ有効)で販売中、当日券は2階入場が300円、3階入場が1,000円(自由席、1チケットにつき1作品鑑賞のみ有効)。