横浜に日本最大の風力発電「風車」を設置

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三菱重工業は、日本最大の風車(風力発電設備)を2004年度末に同社横浜製作所金沢工場(横浜市金沢区)に設置し、実証試験を実施する。工場内の建設予定地は、東、西、南の三方向を海に囲まれた平坦地で、一定速度以上の風速や適度の風向変化などが見込まれる。設置される風車は、2,400kW風車で、定格出力、ローターの回転直径ともに日本最大。これにより生み出される電力は東京電力に売電される。風車は、高さ70m、ローターの回転直径は92m。地面から翼の先端までの高さは116mとなり、みなとみらいのコスモクロック観覧車(高さ112.5m)、山下公園のマリンタワー(高さ106m)より高い。横浜市で運転した場合の試算では、約1,200世帯分の電力を賄うことができ、同じ電力を火力発電所で供給するためには1年間で石油約1,200キロリットル、ドラム缶にして約6,000本が必要。これによって削減されるCO 2量は約3,500トンに相当する。 三菱重工業 風力発電プラント

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