現代の表現のあり方を模索する研究組織「Quake Center」は、1970年代生まれのアーティスト24組の企画展「Ongoing vol.05 ヨコハマエクトプラズム」を7月22日~30日まで、BankART Studio NYK(中区海岸通3-9)で開催する。
「Ongoing」は、現在進行形の表現をストレートに体験する場の創出を求め、運営・作家ともに1970年代生まれのメンバーが集い、2001年にスタートした企画展覧会シリーズ。第5回目の展覧会となる同展では、全国公募で集った作家同士で作品プレゼンテーションを行ない、作家間の互選によって展示作家を決定した。来場者には、展示作家が表現にまつわる様々なテーマごとのグループに分かれて実施した座談会の記録を収録した冊子を配布する。
参加アーティストは、淺井裕介、石井弓、市川健治、井出賢嗣、小島義広・重松淳也・濱田大志(HRH)、海老原靖、小川格、小川希、黒沼真由実、小西俊也、小林丈人、鷺山啓輔、鮫島大輔、鈴木恒成、丹治匠、長靖、坪井あや、成田久、東野哲史、槙原泰介、村田恒、矢内里、山本篤、和田昌宏の24組。
開催時間は11時30分~19時まで(22日、23日、28日、29日は21時まで)、入場料は400円(小学生以下無料)。22日の18時30分からオープニングパーティーを開催するほか、期間中にはアーティストトークや作品鑑賞ツアー、展覧会を振り返るシンポジウムも開催する。