神奈川県立歴史博物館(中区南仲通5、TEL 045-201-0926)は9月10日まで、特別展「日本のビール -横浜発国民飲料へ-」を開催している。
同展は、戦前期の日本ビール産業の歩みを、当時の日本経済の動向と関連づけながら紹介するもので、明治維新後間もない横浜・山手の外国人居留地で国内生産が始まり、文明開化を象徴する文物のひとつとして人々の関心を惹きつけたビールについての明治時代からのさまざまな資料等を展示する。
開館時間は、9時30分~17時(金曜日は20時まで、休館日月曜)。観覧料は大人800円、20歳未満・学生500円。
また、馬車道商店街などの近隣の飲食店でビールの1杯無料や割引等のサービスが受けられる関連イベント「学んで、飲んで、ビールを楽しもう!!」や、記念講演会、学芸員による展示解説も行われる。