蓮華草元町工房(中区新山下3)は、9月1日~11月21日までの毎週火・金曜日(全24回)、「家具職人育成講座」を開催する。
同講座は、「横浜家具」の職人が、家具製作や修復をするための技術の継承を目的に、家具職人になるための基礎・基本を教えるもので、「家具職人を志す人(学生可、経験の有無問わず)」や「木工関係の仕事に従事しており、無垢材加工の技術を身に付けたい人」を対象とする。
講習内容は、第1段階(9月1日~26日の8回)が「道具づくり」(主に刃物の研ぎ方やカンナを仕込んで思うようなカンナ屑が出せるようにする)、第2段階(9月29日~10月24日の8回)が「治具(じぐ)づくり」(あて板、木口台、木矩等の製作、その他の手道具の使い方を学ぶ)、第3段階(10月27日~11月21日の8回)が「道具、治具を使い家具の部品(抽斗、戸框等)を作る」(習得した道具、治具を使い実際に家具の部品を作る)。会場は、横浜市技能文化会館(中区万代町2)。
募集人数は10人程度。選考は面接で決定する。面接希望者は蓮華草元町工房に電話もしくはメールで希望日時を申込むこと。面接期間は7月22日から8月20日まで(面接時間は月曜日から土曜日の18時から20時。日曜日は9時から12時)。受講料は各段階ごとに6万円(3段階合計18万円、材料費込)。道具は要持参。応募・問合せは蓮華草元町工房(担当:内田・菅谷、TEL 045-621-5803、eメール jprengeso@ybb.ne.jp)まで。