横浜中央卸売市場水産物消費促進委員会(神奈川区山内町1)は11月25日、同市場内調理室で結婚後概ね5年以内の夫婦・1年以内に結婚予定のカップルを対象とした「新婚カップルお魚クッキング教室」を開催する。
教室は、「魚食」が減少している若年層に向けて同委員会が年1回実施しているもので、水産物の普及や消費拡大、中央卸売市場の顧客開拓などを目的としている。
教室では、区内で58年魚屋「魚久」を営む84歳の鳥海貞三郎さんを講師に招き、新鮮な魚介類を使い、魚の下ごしらえから調理のコツまでを学ぶ。メニューは応募者のリクエストによって決定する。募集人数は25組50人(応募者多数の場合は抽選)。参加無料。応募は横浜市経済観光局 横浜市中央卸売市場本場経営支援課まで。締切は11月2日。
昨年のメニューは蓮とじゃこのきんぴら、たらの銀釜蒸し、さんまのキムチ煮、いかの和え物の4品で、経済観光局担当者によると、人気は「さばの味噌煮」などの定番メニューという。昨年の参加者は「自分で実際に魚をさばくことが出来て、これからも役に立ちそう」と感想を残している。