日本自動車研究所は10月23日から28日まで、パシフィコ横浜(横浜市西区みなとみらい1)で、「第22回国際電気自動車シンポジウム」(英文略称=EVS-22)を開催する。
シンポジウムは、電気自動車・ハイブリッド車・燃料電池車など電動車両関連分野における最大の国際シンポジウムで、日本では1996年に大阪で開催された「EVS-13」以来10年ぶり2回目の開催。各分野を代表する著名な講演者を招き電動車両関連技術・政策・プロジェクトなどを総合的に紹介する全体会議のほか、30の分科会、12カ国から106の車両・部品・電池メーカー、エネルギー企業、大学・研究所、大使館などの出展者が参加する展示会を行う。
また、展示ホール前を発着場とする1周1.5キロ~2.5キロの公道コースと、2輪車・低速車用の特設試乗コースを設置し、電動車両の試乗会も実施。企業や大学などの専門家がガイドとなって、展示会と試乗会を1時間程度で案内する展示会ガイドツアーも行われる。
22日11時からプレイベントとして、約40台の電動車両がパシフィコ横浜から赤レンガ倉庫まで約1.2キロのパレードを行う。神奈川県警察音楽隊、みなと総合高校吹奏部・バトン部が参加し、パレードを盛り上げる予定。