戦後横浜の裏面史を伝える朗読ライブ-開港記念会館

「横濱夢語り」ステージの様子

「横濱夢語り」ステージの様子

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 横濱夢語りプロジェクト(横浜市中区野毛町2、TEL 045-622-3324)は11月18日、横浜市開港記念会館(横浜市中区本町1)で朗読音楽ライブ「横濱夢語りVol.13 天使はブルースを歌う 特別編」を開催する。

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 ライブでは、「ハマのメリーさん」「根岸外国人墓地」「ゴールデンカップス」の3つのキーワードから戦後横浜の裏面史を描いたミステリー作家・山崎洋子さんのノンフィクション作品「天使はブルースを歌う」を山崎さん自身が「夢語り」のために新たに書き下ろしたオリジナル脚本を、俳優の金田賢一さん、桐山ゆみさんが朗読する。またゲストの元ゴールデンカップスのエディ藩さんが、山崎さんの詩に藩さんが曲をつけた根岸の外国人墓地に眠る混血の嬰児達に贈る鎮魂歌「丘の上のエンジェル」を披露する。

 「横濱夢語り」は、残しておきたい横浜の物語や街の片隅に眠る歴史的な話題、人々の生活などを「浜っ子の記憶」「横浜の記憶」を「街の財産」としてDVD、メディア、朗読音楽ライブなどさまざまなアプローチで、語り伝えていこうとするプロジェクト。茨木三恵子同プロジェクト副代表は「ライブを通して、根岸外国人墓地の奥に『GIベイビー』と呼ばれる米兵と日本人女性の間にできた名前も無い900体の嬰児たちが眠っていることを、戦争にまつわる歴史のひとつとしてより多くの人に伝えたい」と話している。開演時間は16時30分。入場料は3,800円(前売り券は3,500円)

横濱夢語りプロジェクト

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