横浜市港湾局は12月4日、大さん橋国際客船ターミナル(横浜市中区海岸通1)の屋上広場の愛称が「くじらのせなか」に決定したことを発表した。
広場をPRし、親しみを持ってもらい、賑わいの創出につなげることを目的に、今年7月から愛称を公募したところ、約3,995件の応募があり、選定された愛称 「くじらのせなか」には最多の26件の応募があった。審査は、港湾関係者や市民代表などによる選定委員会でおこなった。
「屋上広場の特徴をよく表し『海に浮かぶ雄大なくじら』をイメージさせる。また、子供達に親しみやすく、わかりやすく、かつユニークである。 」ことが選定の理由という。
大さん橋は1859年に開港した横浜港に、本格的な港湾施設として建設された、最も歴史のあるふ頭。2002年に現在の大さん橋国際客船ターミナルがオープンした。「飛鳥II」や「クイーンエリザベスII」などの大型客船が2隻同時に着岸できる。建物設計者はアレハンドロ・ザエラ・ポロ氏とファッシド・ムサヴィ氏(イギリス在住建築家)。