アッカ・ネットワークス(東京都千代田区)は12月より、パシフィコ横浜、横浜スカイビル、桜木町ぴおシティを中心に、横浜市都心部で無線ブロードバンド規格IEEE802.16e(通称:モバイルWiMAX)対応サービスの実証実験を開始する。
同社は、今年6月から横須賀リサーチパーク(神奈川県横須賀市)でWiMAXの実証実験を行ってきた。横浜市中心部の実験により、広域でのサービス展開を行う上での設備投資などに関する基礎データ収集を行う。
横浜市中心部で実施する実験では、基地局を8局設け、都市部での周辺電界強度特性などの基本特性実験などを行い、同社が目指すWiMAXによるオープン・プラットフォームを実践するためのデータを集め、ネットワーク・リソースを効率的に活用したサービスの開発を目指すという。
モバイルWiMAXは、次世代高速無線通信アクセスとして期待されている技術で、既存の無線技術比べてコスト優位性が高い。