横浜市とサンケイリビング新聞社(東京都千代田区)は2月28日、40~50代の男性をメーンターゲットとするフリーマガジン「ハマジン」を創刊する。
同誌は「そろそろ還るか横浜に」をキャッチフレーズに、多忙で地域に目が向かない世代に向けて「行政情報を民間の視点で編集した公共情報」と「横浜の情報」を発信するもの。市とサンケイリビング社が協働で編集を行い、行政情報ページ、横浜の情報ページ、広告ページで構成される。
創刊号の特集内容は、民間側が横浜の花情報などを紹介する「おとなの春みつけた」、行政側が防犯に関する「居心地がいいのは安心できる街だから」など。A4版36ページのうち、10ページに行政情報を掲載する。
発行サイクルは5月・8月・11月・2月の季刊で、発行部数は10万部。発行はサンケイリビング社。配布場所は、横浜市内の駅や金融機関・行政サービスコーナーに設置の横浜市PRボックスや、横浜駅・桜木町駅・関内駅での街頭など。
同誌の滑川編集長は、「市の広報紙の中にあると目に留まらないが、横浜市で起こっているイベントや情報は面白い。その情報を記事として読みやすくする。行政情報と民間情報の線引きに気付かせず、トータルとして横浜を深く知り、今の横浜の姿がわかる誌面を目指す」と話している。