横浜・みなとみらい地区の遊園地「よこはまコスモワールド」(横浜市中区新港2、TEL 045-641-6591)は3月17日から春休みにかけて、新規機種導入や施設のリニューアルを行う。
今回のリニューアルは、昨年夏の「ワンダーアミューズゾーン」のリニューアルに続くもの。開園後7年が経過し、みなとみらい地区の変化に対応するのが理由。
新規導入するアトラクションのうち、同日オープンする「ディスク・オー」は、最高地点が約9.5メートルのレール上を円盤状の乗車部分が回転しながら左右へスライド移動する「絶叫型アトラクション」。乗車時間は1分30秒で、料金は500円。春休みにオープン予定の「ファミリー・バナナ・コースター」は3歳の子どもでも乗車できる仕様のコースターで、「子どもの初めてのジェットコースター体験」をコンセプトとしているという。料金は300円。
既存アトラクションでは、マイナス30度の世界が体験できるアトラクション「アイスワールド」を全面改装。展示物の充実を図るとともに、オーロラや星空などを投影する演出用の照明を導入した。歩行型アトラクション「恐怖の館」には「恐怖判断システム」を導入。ゲストが手に持つ蝋燭型のセンサーで「恐怖度」を測定し、9レベルで診断するという。
同園では今後、園内の緑やイルミネーションを増やすなどの環境整備や「キッズカーニバルゾーン」の改装などを引き続き行う。同園広報担当者は「ファミリー向けとカップル向けの機種を混在させ、より広い客層をからの集客を狙う。昨年から夜間照明を増やしており、『夜が美しい』というイメージもピーアールしていきたい」と話している。
よこはまコスモワールドは1999年3月にオープンした「未来志向の都市型立体遊園地」で、約20,500平方メートルの敷地に21のアトラクションや飲食施設、物販施設を展開する。入園無料。