横浜港大さん橋に3月20日夕方、豪華客船「飛鳥2」が入港した。大さん橋には20日朝にイギリスの客船「オーロラ」も入港しており、5万トンクラスの大型客船が同時に入港するのは2002年の大さん橋の開業以来初。「飛鳥2」入港した20日夕方には、豪華な「2ショット」を一目見ようと多くの人で賑わった。
「オーロラ」は7万6,000トンの大型客船で、今年横浜港に入港を予定している客船のなかでは最大。ハワイ・ホノルルを出発後、20日の7時30分に入港し、同日18時、横浜を後にした。一方「飛鳥2」は約5万トン。昨年2月にデビューした横浜港を船籍港とする初の客船で、3月10日に横浜港を出発。長崎や中国・上海と大連を経由し、横浜港に帰港した。
横浜市港湾局誘致推進課の田中俊充課長は「今月初めに『クイーンエリザベス2』が入港した時には4万2,000人の見物客があったが今回も多くの見物客が来てくれた。客船で日本に来た外国人客には日本のいい所を見てもらい、継続的に日本を訪れてほしい」と話している。
横浜市港湾局