横浜市中央卸売市場(横浜市神奈川区山内町1)は今年7月から、「食を楽しみながら学ぶ」をテーマに公開教養講座「横浜市場大学」を開講する。
講座では、市場の第一線で働く人達や専門家を講師に迎え、市場ならではの食材や産地・出荷地の情報、調理方法などをわかりやすく説明。調理実習のほか、横浜市内産の野菜の生産地や神奈川県内の漁業現場、市場内の見学などの体験学習も行う。
同市場では2005年に成立した食育基本法の趣旨を踏まえ、食に関する知識と食を選ぶ力を身につけるための「食育」を推進する活動を行ってきた。今講座はその取り組みの一環。横浜市の担当者は「中央卸売市場として、このような公開講座シリーズを開催するのは今回が初めて。家庭の主婦など、食に関心がある方にぜひ参加してほしい」と話している。
講座は7月4日から12月5日までの全10回。受講料は5,000円で、募集人数は40人。応募多数の場合は抽選となる。受講申し込み締め切りは5月31日。
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