ギャラリー卯甲(横浜市中区弁天通4、TEL 045-222-6072)で7月2日~28日、全国の作家37人による陶磁器やガラス、漆器、金属で作られた約150点の器を展示、販売する「横浜で麦酒を・2007~ビールの器100選~」が開催されている。
同企画は、「豊かな暮らしは幸せな食卓から」をコンセプトにさまざまな器を展示、販売する「ギャラリー卯甲」の3周年を記念して開催されるもので、横浜が発祥といわれているビールを「より楽しむ」器を紹介する。価格は5,000円~50,000円。開催2日目で20個の器が販売されたという。
千葉県に窯を持つ陶芸家の輪笠伸好さんは「食卓でもビールを楽しめるよう、奇をてらったデザインではなく、どこに置いても邪魔にならないものを目指した」と話している。
6年前に東京から横浜に移り住み、美術工芸品の輸入・販売「横浜アート&クラフト」(中区山下町1)を経営する同ギャラリー代表の春名さんは「横浜には外の人を受け入れてくれる優しさがあると感じた。横浜に関する歴史を調べていく中で、ギャラリーのコンセプトとマッチするビールをテーマに選んだ」と話している。
開催時間は11時~19時。期間中は無休。