横浜ガストロノミ協議会は横浜公園(横浜市中区横浜公園)で8月6日、市内有名シェフによる手作りカレーを販売、売り上げを寄付する新潟県中越沖地震「チャリティーカレーの会」を開催する。
同イベントは、飲食に関わる有志が集まり、横浜の「食」を通じて発展・向上、次世代の育成・食育に貢献することを目的に活動する「横浜ガストロノミ協議会」が企画して、趣旨に賛同した30社を越える団体・企業などが協力して行うもの。これまで「開港都市」の新潟市と横浜市がG8サミットを協力体制で誘致を進めてきたことをきっかけに、今回の企画が提案された。売上金は被災者の安全な避難生活の確保と生活再建を目的として寄付される。
当日は、同協議会シェフによる手作りカレー(700円)3,200食を販売。参加企業は、同協議会に参加する21事業団体や横浜市、中区、中央卸売市場のほか、ハウス食品、小林紙工、キリンビール、キリンビバレッジなど11事業団体で、野菜や水、容器などが無料で提供された。肉などの材料費を差し引いた売上金が翌日、新潟県東京事務所を通じて新潟県に寄付される。
同協議会今平茂委員長は「飲食に関わる私たちが持っている技術で何か協力できないかと考え、横浜が発祥であるカレーを通じてチャリティーを企画した。さまざまな企業、団体の協力のうえで実施できることになり、今後も『料理を作る』ことでのボランティア活動を計画している」と話している。
開催時間は11時~17時(売り切れ時点で終了)。小雨決行。