横浜市とベネッセコーポレーションは協働で、子どもの急病の際、家庭での適切な対応を紹介するパンフレット「小児救急のかかり方 HANDBOOK」を作成し、9月4日から市内各所で配布を始めた。
パンフレットは、育児不安に伴う軽症小児患者の受診が増加していることを受けて、医療機関への救急患者の集中を緩和する目的で、横浜市小児科医会監修のもと、ベネッセコーポレーションがデザインや印刷などの経費約1,000万円を負担して作成された。
表紙に同社通信講座の人気キャラクター「しまじろう」をあしらった冊子は、全33ページで乳児用と幼児用の2種を用意。内容は、発熱や嘔吐などの症状別にチェック項目を設け、救急医療機関に連れて行くケースや家庭で対応できる処置を紹介する。そのほか、同社のノウハウを生かした子育て支援情報なども掲載。
配布カ所は、各区役所福祉保健センターの乳児健診や市内の小児科医療機関など。