横濱夢語りプロジェクト(横浜市中区野毛町、TEL 045-622-3324)は横浜開港記念会館(中区本町)で10月20日・21日の2日間、朗読音楽ライブ「本牧60s★70s-フェンスの外の青春」を開催する。
同プロジェクトは、時代とともに移り変わった横浜の生活文化を「街の財産」としてDVD、メディア、朗読音楽ライブなどで語り伝えていこうとするもの。開催は今回で19回目。
朗読作品は、60~70年代の本牧を舞台に、当時の横浜の流行をリードしていたグループ「ナポレオン党」のリーダー・小金丸峰尾さんや、伝説的なレストランバー「イタリアンガーデン」の常連だった女性たちなど本牧で生まれ育った6人のインタビューを基に、横浜在住の作家・山崎洋子さんがオリジナル脚本を手掛けた。朗読は、俳優の金田賢一さん、桐山ゆみさんが担当する。音楽は「GIMME SOME LOVIN'(ギミ・サム・ラヴィン)」(スペンサー・デイヴィス・グループ)や「青い影」(プロコル・ハルム)など当時の洋楽ヒットのほか、作曲家の丸尾めぐみさんによるオリジナル曲をギタリスト中村裕介さんらが朗読とともに演奏する。
脚本を手がけた山崎洋子さんは「戦争や地震などの壊滅から何度もはい上がってきた横浜。今回は『青春』をテーマに、華やかさの裏にある横浜が持つ力強い個性を表現した」と話している。
開催は20日=16時30分、21日=13時~、16時30分。チケットは一般=4,300円、学生=2,500円。
横濱夢語りプロジェクト