横浜市中区は10月15日、「中区白書 2007 ~中区区制80周年記念号~」の販売を開始した。
2005年から発行され今回で3冊目となる同白書は、A4版84ページで今年10月1日に迎えた中区区制80年を特集したもの。10代市長有吉忠一氏が取り組んだ市域拡張や、横浜市の工業化を進めた「大横浜建設」をはじめとする歴史特集、震災復興期の小学校建築や中区の新マスコットキャラクター「スウィンギー」の紹介、昨年4月1日以降に生まれた中区在住の赤ちゃん53人の写真を掲載するほか、さまざまな統計データで中区を紹介している。
中区・市役所のほか、書店「有隣堂」(中区西区内4店舗)などで販売する。価格は750円。
同白書の編集を担当した同区総務課統計選挙係の大貫由佳さんは「中区区制80周年記念号ということで、華やかな特集を多く盛り込んだ。ウェブ版では現在、横浜国立大学の学生たちが限定記事の執筆に取り組んでおり、今年度末の掲載予定なので是非期待してほしい。区民どうしの区政に関する意見交換、地域政策に関するマーケティングの一端を担えるようになれば」と話している。