横浜駅東口地下街「横浜ポルタ」に12月1日、全国35店舗を展開する天ぷら料理の老舗「渡辺ハゲ天」(東京都中央区)の新業態、天ぷら茶漬け専門店「ハゲ天 天茶房」がオープンする。
店舗面積17坪、席数32席。同店では、「ハゲ天」がこれまでコース料理の最後に提供していた天ぷらのお茶漬け「天茶」をメーンに提供する。「天茶」は、天ぷらを乗せたご飯に鰹だしの入ったほうじ茶をかけるもので、美食家の北大路魯山人氏が好んで食べたといわれる伝統料理。同店では、通常のだし入りほうじ茶だけでなく、だしに豆乳を加えた新しい食べ方も提案する。これまで天ぷらを食べる機会の少なかった若い女性をターゲットに、「トラディショナル」「ヘルシー」をコンセプトとして新たな客層の獲得を狙う。
メニューは、デザートなどが付いた「えび天茶セット」(950円)、カボチャやアスパラなどの天ぷら「野菜天茶セット」(800円)、「海鮮あなご天茶御膳」(1,250円)など。だしはすべてほうじ茶か豆乳を選べる。客単価は900円。
営業時間は11時~23時。