そごう横浜店(横浜市西区高島、TEL 045-465-2111)は1月29日より、洋菓子店「シルスマリア」(平塚市)と老舗酒蔵「泉橋酒造」(海老名市)との共同でバレンタイン限定「神奈川地酒生チョコレート」を販売している。海外有名パティシエによるチョコレートがバレンタイン商戦の主流となる中、地元神奈川県をアピールする商品として注目を集めそうだ。
同商品は、ベルギー産のカカオに生クリームを使った生チョコレートに「泉橋酒造」の地元米を使用したしぼりたての生原酒「とんぼ」を練りこんだもの。甘さを抑えた濃厚な味と、後に残る日本酒のコクと香りが特徴。
「泉橋酒造」は全国でも珍しい栽培醸造蔵として酒米作りに自ら取り組む県内唯一の日本酒を一貫製造している老舗の蔵元。「シルスマリア」は、日本で初めて生チョコレートを製造した店で、今年で日本における生チョコ誕生から20周年を迎える。「シルスマリア」のショコラティエ・小林正和さんは「チョコレートと日本酒は意外に合うんです。男性の方にも抵抗なく味わえるチョコレートに仕上がりました」と話している。
同商品を企画した、そごう横浜店洋菓子担当の金子美緒さんは「初めは地元野菜を使用するなどさまざまな案を考えましたが、最終的にこだわりのある両社に協力してもらえて嬉しい。他にはない味のチョコレートなので、是非味わっていただきたい」と話す。
そごう横浜店とシルスマリア本店のみで販売。価格はミルクチョコレートとホワイトチョコレート各16粒入り1,785円。