三溪園(横浜市中区本牧三之谷)で2月10日より、園内の梅の見ごろに合わせ、伝統芸能などの催しを行う「三溪園観梅会」を開催する。
同イベントは、1908年に創設者原三溪が梅林の完成を祝って知人を招いたのが始まりで、第2次大戦中梅林が大きな被害を受けた後、1975年から再スタートしたもの。昨年は約6万人が訪れた。期間中約600本の梅林が植えられた園内では、初音茶屋で囲炉裏を囲んで、古釜で沸かした麦茶の無料提供、週末には民謡踊りや、筝曲の演奏、お囃子などを開催。そのほか、梅、レンギョウなどの盆栽約50点を展示する「盆栽展」や俳句大会、チャリティー「もちつき大会」なども行われる。
開園時間は9時~17時。入園料は、大人=500円、65歳以上=300円、小学生=200円。3月9日まで。