横浜市芸術文化振興財団は2月25日、今秋に開催する国際美術展「横浜トリエンナーレ2008」のPR冊子「横浜トリエンナーレサポーターズニュース」を発行した。
冊子は企画から取材、編集まですべてを市民の同美術展応援グループ「横浜トリエンナーレサポーター」が手がけたもの。誌面では、同展総合ディレクターの水沢勉さんインタビューや、サポーターの活動状況、関連するイベント情報を紹介している。ZAIM、市内公共施設・美術館などで配布する。
今回で3回目の開催となる「横浜トリエンナーレ」は、2001年に始まった現代美術の国際展で、市民による自発的な企画・運営を目指す「市民協働」のイベント。前回は会場設営、市民記者としての広報、周辺で行う応援企画などに市民ボランティア1,222人が参加した。
サポーターは随時募集中で、3月8日にはZAIM(横浜市中区日本大通)でアートやボランティア活動に興味のある人を対象にした関連イベントを開催。サポーターによる活動報告や、昨年行われた美術展「神戸ビエンナーレ」のボランティアとの交流会を行う。
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