横浜開港150周年記念テーマイベントのひとつで、地図作りの市民プロジェクト「マザーポート楽校(がっこう)」は3月20日、ワークショップ「まち歩きと地図づくり~実践編から~」を開催する。
同プロジェクトは、市民が中心となってそれぞれ自分の「好きな横浜」を見つけ、テーマに沿った150個の「マイ マップ」を作成する試み。横浜開港150周年記念テーマイベントの会場「ベイサイドエリア」を囲む山下・山手地区から横浜駅周辺を「マザーポート地区」として位置づけ展開している。2009年には作成した地図をもとに来街者向け「ベイサイドエリア」の回遊マップを発行する予定。そのほか、作成地図を展示する博覧会などを計画しているという。講座は、今年1月から3月までを第1期とし「ヨコハマ MY Map」をテーマに専門家を招いて地図作成講座などを開講してきた。第2期は4月の開講予定。
今回開催するワークショップでは参加者が新港付近や赤レンガ倉庫など5つのコースに分かれ約1時間歩き、NPO法人横浜シティガイド協会の嶋田昌子さんらガイド10人が同行して歴史などを解説する。終了後は、チームごとの地図発表会や交流会も実施。
同プロジェクトの高橋晃さん(グリーンマップ横浜)は「これまで講座を通して参加者から『ペリーの歩いた道』や『迷子にならない地図』といったユニークなアイデアが提案された。現在実験段階ではあるが、2009年には月に1回『まち歩き』イベントを開催する予定。たくさんの方がテーマを持って横浜の歴史を学べる機会を作りたい」と話している。
開催時間は9時10分(集合)~15時。集合場所はZAIM(横浜市中区日本大通)。参加無料(交流会は500円)。
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