横浜の地場産品「横浜スカーフ」のPRイベント「横浜ファッションウィーク」が5月3日より、横浜赤レンガ倉庫(横浜市中区新港)1号館で開催される。
同イベントは手捺染(なっせん)技術に定評がある「横浜スカーフ」を広くアピールする目的に開催されるもので、今回で7回目。展示だけでなくスカーフアレンジ教室などの無料参加型イベントが例年好評で、昨年は2週間で約5万3,000人もの来場があった。
今年は特別ゲストとしてミス日本グランプリの鈴木恵理さんや横浜観光親善大使らを招き、日本スカーフ協会講師を交えてスカーフアレンジメントトークショーを開催。そのほか、スカーフアレンジ教室をはじめ、横浜の地場産業として地域を支えてきた伝統や技術紹介パネルの展示、自分に合う色や際立たせる色のカラー診断、コーディネーションアドバイスなどを実施する。
同実行委員会の押谷哲夫さんは「スカーフはちょっとした工夫でファッションに取り入れやすくなるので、アレンジ教室はおすすめ。コーディネート全体のアクセントになるスカーフは、現在の若者のファッションにも似合うアイテム。今後は幅広い年代の方に横浜スカーフの良さを知ってもらえるよう活動していきたい」と話す。
開催時間は10時~18時。入場無料。5月18日まで。カラー診断・アレンジ教室は土曜・日曜・祝日のみ開催。アレンジ教室は要予約。問い合わせは、横浜ファッションウィーク実行委員会(TEL 045-201-1771)まで。
横浜スカーフは、開港以来生糸や絹製品の輸出を中心に発展してきた横浜が誇る世界的にも評価の高いシルク製品。高度な手捺染技術、丁寧な縫製でプリントの鮮やかさ、柔らかい手触りが特徴。