横浜・みなとみらい21地区に5月1日、小型風力発電を利用した街路灯が登場した。風力発電機を販売するオリテックス(横浜市都筑区)が横浜開港150周年記念イベントに向けて、試験的に設置した1号機。
風力発電は高さ約7メートルで、3枚の直線垂直翼(縦2メートル、横30センチ)を備え、出力ワット数は145ワット。翼の1枚には横浜開港150周年マスコットキャラクター「たねまる」が描かれている。ポールの下部には太陽光パネルも備え、帆船をイメージしたデザイン。照明は高輝度LED(発光ダイオード)を使用している。場所は記念イベントを推進する「横浜開港150周年協会」の駐車場の一角を借りて設置している。
同企画では翼部分を広告媒体として活用し、機械設置の費用にあてる考え。オリテックスの中島賢悟さんは「環境問題に配慮した取り組みを広く呼びかけ協賛企業を募り、2009年に開催される横浜開港150周年イベントでは、この発電機で会場の電力の一部をまかなえれば」と話す。
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