横浜市中区は5月16日、区民や警察などと協力して地球温暖化対策に取り組む「中区地球温暖化対策推進協議会」の設立に合わせ、区役所正面玄関前にゴーヤを植え付け「緑のカーテン」を設置した。
ゴーヤは沖縄県宜野湾市から寄贈されたもの。横浜ベイスターズのキャンプ地になっていることから少年野球チーム交流戦を毎年実施するなど親交のある場所で、今後さらに交流を深めようと300鉢が寄贈された。ゴーヤは、つる性で成長すると窓の外を覆い、日差しを遮るとともに葉から出る水蒸気で涼しい風を室内に呼び込む。
植えられたゴーヤは、中区女性団体連絡協議会により栽培され、秋ごろには実がなる予定。中区では「イベントでゴーヤチャンプルなどの料理を振舞えれば」と話す。
横浜ベイスターズは、宜野湾市が管理運営する宜野湾市立野球場をキャンプ地として使用している。春季キャンプ期間中にはオープン戦が開催されており、2008年度は2試合が開催された。