子どもを対象にした疑似社会体験イベント「ミニヨコハマシティ」に関連したシンポジウムが6月1日、横浜赤レンガ倉庫(横浜市中区新港)で開催される。
「ミニヨコハマシティ」は、19歳以下の子どもが就労や政治、都市計画などの社会体験ができる大人口出し禁止をルールとするイベントで、昨年3月に初めて「ハウスクエア横浜」(都筑区中川)で開催。今年3月に実施した2回目のイベントには3,000人もの子どもたちが参加し好評を得た。ドイツのミュンヘン市で2年に1度行われる「ミニミュンヘン」がモデルとなっており、同種のイベントは千葉県佐倉市をはじめ全国各地に広がっている。
「まち・みらい・ゆめ~U-19シンポジウム」と題した今回のイベントでは、今年ドイツで初めて開催される「こどものまち世界会議」でこども市民代表が発表するメッセージを集めるほか、各地で展開している「こどものまち」とインターネットのウェブ中継で、ディスカッションを実施。若者たちが本音を語る。そのほか、「U-19パネリスト」が大人(20歳以上)の悩みを解決する「大人の悩み相談コーナー」なども設ける。
ミニヨコハマ市長で高校2年生の三浦絢佳さんは「世界中のU-19が集まる国際会議『こどものまち世界会議』を、2009年の横浜開港150周年にはぜひ横浜で開催したいと考えてる。そのスタートとなるのが今回のシンポジウム。大人はステージに立ち入り禁止です。みんなで思い切り語りましょう」と抱負を話す。
同シンポジウムは、横浜開港150周年の市民参加を推進するイベント創造プラットホーム運営委員会(山崎洋子委員長)が実施した「ハマっ子イベント大賞」の大賞を受賞した企画。
開催時間は14時~17時(18時まで交流タイム)。入場料は、19歳以下=無料、20歳以上=1,000円(資料付き)。
ミニヨコハマシティ(ブログ)ミニヨコハマシティ(特定非営利活動法人 I Loveつづき)ハマっ子イベント大賞こどものまち世界会議「World Conference of Children’s Playtowns」(英語)子どもたちがつくる街「ミニヨコハマシティ」のシンポジウム(ヨコハマ経済新聞)