1,500人が参加して巨大「人型」をつくる貧困撲滅キャンペーンイベント「ONE FOR ALL」が5月29日、山下公園（横浜市中区山下町）で開催される。

　同キャンペーンは、映画「ビーン（Mr.Bean）」や「ブリジットジョーンズの日記」などを手掛けた脚本家・リチャード・カーティスさんが代表を務めるチャリティー組織「コミックリリーフ」が発起したプロジェクト。イギリス現代彫刻の巨匠・アントニー・ゴームリーさんがコンセプト考案の中心となり、先進国に対して貧困問題の解決を呼びかけるほか、参加者へ貧困撲滅への役割を提起する。今年は5月に横浜でアフリカ開発会議が、7月に北海道でG8が開催されることを受けて、議長国である日本で初めてイベントが開催される。

　キャンペーンには世界的なロックバンドU2のボーカルのボノさんや、建築家の安藤忠雄さん、クレイジーケンバンドの横山剣さん、女優の鶴田真由さん、タレントのルー大柴さんらが賛同。同キャンペーンのサイトには、「わたしたちの地球はひとつ　いまひとりひとりが立ち上がる」（安藤さん）、「命の重さはみんな平等だ！」（横山さん）、「世界中のピープルがハッピーになれるように」（ルーさん）などと、賛同者らがコメントを寄せている。

　当日は参加者に白いTシャツが配布され、人型を作成。会場には前出のアントニー・ゴームリーさん参加するほか、誰もが知る世界的なロックスターもスペシャルゲストとして登場するという。

　開催時間は12時～14時（雨天時中止）。現在一般参加者を募集中で、申し込みは同イベントサイトから。

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