人と車が共存する社会の構築を考える「カーフリーデーアジア会議」が横浜で行われることが決まった。開催に先駆けて5月25日、関内・伊勢佐木町周辺でウォーキングイベントが実施される。

　カーフリーデーはフランスで始まった交通社会実験で、1日だけ中心市街地でマイカーの利用を制限し、車と共存する快適な暮らしを考えるもの。横浜でも2004年から実施され、今年は9月に開催を予定している。

　5月30日に横浜市開港記念会館（横浜市中区本町）で実施する「カーフリーデーアジア会議」は、アジア各都市の関係者が集まりアジア諸国の交通政策を検討するもで、開催は今回が初めて。カーフリーデージャパンが主催でG8開催に向けて企画した。

　同会議の開催を記念して25日に実施するウォーキングイベントでは「歩けば街が見えてくる」と題して、自転車をテーマに神奈川労働プラザ（横浜市中区寿町）からスタート。6月に改正される交通法規などを踏まえ、駐輪場のありかたや、道の調査、歴史的な場所や街を考る。イベントでまとめた資料は同アジア会議などで発表する予定。

　ウォーキングイベント開催時間は10時（スタート地点集合）。参加無料。

横浜カーフリーデー実行委員会日本初の道路封鎖で街はどう変わる？「横浜カーフリーデー」が見せる都市の未来（ヨコハマ経済新聞）