「横浜・神奈川デスティネーションキャンペーン（略称：横浜DC）」を推進する「2009ヨコハマ観光プロモーション推進協議会」（中田宏会長）は6月2日、横浜ロイヤルパークホテルで、横浜市と近隣都市の魅力や観光資源を紹介する全国宣伝販売促進会議を実施し、全国各地から旅行関係者やメディアなど約800人が集まった。

　会議には、横浜出身の俳優の高橋克典さんや原日出子さん、モデルのはなさんのほか、横浜観光コンベンション・ビューロー理事長の石坂浩二さんらが参加して横浜の魅力をアピールした。また、市内のホテル、観光地、元町や伊勢佐木町などの商店街をはじめ、横浜シティガイド協会、横浜商業高校などが活動を紹介するブースを設け、横浜の観光商品づくりなどについて、旅行会社などと意見交換する場面も見られた。

　横浜DCは、JRグループ6社（北海道・東日本・東海・西日本・四国・九州）と横浜市、観光関連事業者等が一体となり、横浜の魅力的な観光エリア・イベントを全国的に宣伝しながら、全国からの集客を図ることを目的に実施する、国内最大規模の観光キャンペーン。1978年より行われており、横浜での開催は116回目。通常は県単位などで実施されているが、毎年定例で行っている京都市以外の都市では横浜市が初めての実施となる。

　横浜DCの実施期間は、開港150周年を迎える2009年の6月1日～8月31日。開催テーマを「ストーリーが、はじまる。ヨコハマ」とし、さまざまな宣伝アイテムを使い横浜を全国に集中的にPRし、目標観光入込客数年間5,000万人の達成を目指す。横浜市の2007年の観光入込客数は、年間4,107万人。

みなとみらい21地区の来街者が年間5,000万人に－200万人増加（ヨコハマ経済新聞）JR桜木町駅に野毛地区の魅力をPRする観光案内所がオープン（ヨコハマ経済新聞）横浜の「穴場」に特化したガイド本刊行－B級グルメ紹介（ヨコハマ経済新聞）JRと横浜市が大規模観光キャンペーン－五千万人集客目指す（ヨコハマ経済新聞）「仙台・宮城DC」キャッチフレーズ発表－シンボルは「おにぎり」（仙台経済新聞）