関内ホール(横浜市中区住吉町4、TEL 045-662-1221)で6月7日、ボクシングリンクに見立てたステージで2人の朗読者が交互に朗読する第4回「詩のボクシング」神奈川大会が行われる。
「詩のボクシング」は、音声詩人で映像作家の楠かつのりさんが、1997年10月に日本朗読ボクシング協会を設立して始めた「声と言葉の格闘技」。最近では一般参加の「詩のボクシング」トーナメント戦が全国各地で行われるようになり、10代から80代までの老若男女が、自分の言葉を声にすることを楽しんでいる。
今回の大会では、5月に行われた予選を通過した16人の朗読ボクサーが、トーナメント方式で対決。1試合ごとに2人の朗読ボクサーが青コーナーと赤コーナーに分かれて自作品を朗読し、7人のジャッジが、どちらの声と言葉が心に届いたかを判定し、神奈川代表を選ぶ。全国大会は11月3日に都内で行われる。
ジャッジは、漫画家・しりあがり寿さん、ソラミミスト・安齋肇さん、フォークデュオ・ N.U.、インディペンデント(英国新聞)東京特派員・デイビッド・マックニールさん、東洋大学文学部教授・三宅和子さんと楠かつのりさん。
同協会代表の楠かつのりさんは「日本朗読ボクシング協会の本部は横浜にある。今後、横浜で『詩のボクシング』をより広めていきたいと思っている。人と人とが自分の声を通じてコミュニケーションをすることは、今のこの時代とても重要。ぜひ会場に足を運んで欲しい。」と話している。
開催時間は開場=12時、開演=13時。観戦料=1,000円。全席自由席。