横浜を拠点とするアーティストや会社など37団体が参加する合同展示会「ヨコハマ路地博'08」が6月22日、創造空間9001(横浜市中区桜木町)で開催される。主催はウエアブランド「Speaker_vibes(スピーカーズバイブス)」、フリーペーパー発行やイベント企画を行う「flicker(フリッカー)」、競技用の小径自転車「BMX」の映像制作を手掛ける「mm_films(エムエムフィルムス)」の3団体。
今回が始めての開催となる同イベントは、地域に密着して展開する個人経営の会社やアーティストがネットワークをつくり、広く活動をPRするもの。参加するのは、人気ファッションアクセサリー「CHACOバンド」を制作する「CHACO(チャコ)」、キムチ製造「キムチの由季家(ゆうきや)」、ライブハウス「CLUB LIZARD YOKOHAMA」、音響機器製造「Island Xtacy Sound System」など。会場では商品や作品展示のほか、BMXライダーや、ペインター、ミュージシャンらのライブパフォーマンスも披露される。
主催団体のひとつ「Speakers vibes」の岡市俊英さんは「路地裏で展開されているようなインディペンデントクリエーターや団体が集まった。1つ1つの団体は小さいが、つながることで活動の場が広がれば」と話す。
開催時間は13時~21時30分。入場無料。
創造空間9001は、旧東横線桜木町駅舎内の文化施設で、2004年1月の東横線桜木町駅閉鎖後、東京急行電鉄から横浜市が買い取り、改修工事を行ったもの。約170平方メートルの展示スペースをアーティストやクリエーターの作品発表や交流の場として活用している。施設名は東横線桜木町駅の最終電車の車体番号が「9001」だったことにちなんで名付けられた。活用期間は2009年度まで。