横浜中華街発展会協同組合は中華街パーキング前(横浜市中区山下町)で6月21日、組合に入る飲食店が共同購入している国内産野菜の青空市を開催する。中国産食材に対するイメージの悪化を踏まえ中華街一部店舗で行っている国内産野菜の使用をアピールするもの。
中華街では、中国産きくらげから基準値以上の残留農薬が検出されたことで受けた薬風評被害をきっかけに昨年から約10店舗で生産農家を特定できる国内産野菜の共同購入を始めた。青空市では普段中華街で仕入れている産地や生産者、収穫日、農薬散布量を表示した20~30種の野菜をそろえる。
同組合の王忠福さんは「生産農家が特定でき、履歴のわかる国内産野菜は値段が高いなど難しい点もあるが、おいしい中華料理を安心して食べてもらえるよう今後も取り組んでいきたい」と話す。
開催時間は10時~17時。