子育て支援団体が運営する「ケンパ横浜チャイルドケアセンター」(横浜市中区伊勢佐木町、TEL 045-252-8280)で開催している「伊勢佐木モール『親子カフェ』プロジェクト」が、子育て中の親たちの間で話題となっている。子どもがイベントに参加している間、親が自由な時間を過ごせるため、社会との交流が少なくなる育児中のリフレッシュや、コミュニティの場として人気を集めている。主催は子どもの健全育成や子育ての支援活動を行うNPO「ケンパ・ラーニング・コミュニティ協会」。
同センターでは、午前中に歌やダンスを楽しんで親子どうしの交流を図る「カフェタイム」、午後は子どもたちだけで遊ぶ「ケアタイム」を実施。親は「ケアタイム」の2時間に子どもを預けて出かけることができる。
6月27日には2回目の「親子カフェ」イベントが開催され、参加者からは「リフレッシュできた」「子どもが同じ年代の子と交流を持てるよい機会」と好評だった。同協会の舟木公一郎理事は「行政による支援だけではおよばない、より日常的なケアに努めている。また、購買需要の旺盛な子育て世代を伊勢佐木モールに誘致することによって商業活性化へも貢献したい」と話す。
同センターでは1998年にオープンし、子どもの一時預かりや、子ども向け英会話教室を行っている。