アッカ、横浜ベイエリアで無線LANサービス-エリア情報配信も

「skeletown」ポータル表示イメージ

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 ブロードバンド・ネットワーク・サービスの「アッカ・ネットワークス」(東京都千代田区)は7月7日より、関内や新港地区などで無線LANサービス「skeletown(スケルタウン)」を期間限定で提供する。約4カ月間にわたり接続サービスを利用者へ無料で提供し、無線LANの特性を生かしたビジネスモデルや無線ブロードバンドの利用シーンを検証する。

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 同サービスは、横浜の都心臨海部に46カ所(スタート時)のアクセスポイント(電波中継機)を設置し、無線LAN環境をエリア全体で提供する試み。ユーザーが接続したアクセスポイントの周辺のエリア情報の配信をおこなう。1つのアクセスポイントがカバーするエリアが半径100メートル以下と狭い無線LANの特性を生かしたもので、位置情報はインターネット上でサービスを展開している事業者に提供し、位置情報と連動した新しいサービスの創造を目指す。アクセスポイントは期間中に100カ所以上設置する予定。

 配信するコンテンツは、神奈川新聞の「カナロコ」が提供する天気予報やニュース、「ヨコハマ経済新聞」によるイベント情報のほか、アートスポットや商業施設などの情報を毎日配信していく。

 ノートPCだけでなく、iPod touchやiPhoneユーザーのために、画面サイズやタッチパネルでの操作性を考慮した専用ポータルを用意し、リクルート社「Hot Pepper」の飲食店情報などを提供する。

 また、検索エンジン・仮想通貨システムの開発など行う「未来検索ブラジル」と共同で、アンケート回答者に、インターネットで使えるポイント「モリタポ」を進呈するほか、無線LANなどのワイヤレスサービスの決済手段として仮想通貨の有効性について検証していく。

 そのほか、地域活性化を目的に横浜市経済観光局と協力し、商店街や観光イベントなどと連動した地域に密着した情報の発信も行う予定。

 同社広報担当者は「横浜は、地元の方だけでなく就労者、観光客など来街者が多く、あらゆる層が混在するので検証に適している」と話す。

 サービスを利用するにはユーザ登録が必要。実施は10月31日まで。

skeletownアッカ・ネットワークス日本大通りで無線ブロードバンド電子ペーパー端末利用実験(ヨコハマ経済新聞)日本大通りで「ワイヤレスLAN横浜プロジェクト」-地域情報発信も(ヨコハマ経済新聞)

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