日本新聞博物館(横浜市中区日本大通、TEL 045-661-2040)で第一線で活躍する漫画家、イラストレーター32人が書き下ろした1コマ漫画展「~地球・環境・人もターニングポイント!~ 一枚マンガの折り返し展」が開催されている。
会場には、地球環境の悪化や高齢化など現代の世相をユーモアや皮肉を交えて描かれた作品約80点並ぶ。作家は、トリスウイスキーのキャラクター「アンクルトリス」のデザインで知られる横浜在住のイラストレーター、柳原良平さんや、森田拳次さん、ヒサクニヒコさんら有名漫画家が参加。そのほか、ナンセンス漫画の巨匠秋竜山さんや世界的に活躍する久里洋二さんらが参加するシンポジウムや、似顔絵、漫画絵手紙教室も実施する。
開館時間は10時~17時。月曜休館。入場料は一般=500円、高校生=300円、小・中学生無料。イベント開催はシンポジウム=7月19日、似顔絵教室=7月26日、絵手紙教室=8月23日。9月13日まで。
新聞博物館は日刊新聞発祥の地である横浜市に2000年10月に開館。常設展示として、新聞の歴史や新聞がつくられるまでを紹介するほか、企画展示室ではテーマに沿った展示を行っている。また、パソコンで新聞の製作体験ができる「新聞製作工房」や全国の主要紙を閲覧できる「新聞ライブラリー」が併設されている。同博物館がある横浜情報文化センターの8階には、放送番組を収集・保存して一般にも公開している「放送ライブラリー」が入居している。